セリエA第11節が現地時間9日に行なわれ、パルマはユベントスにアウェイで7-0と大敗を喫した。パルマのロベルト・ドナドーニ監督はこの結果に失望しているようだ。イタリア紙『コリエレ・デッロ・スポルト』が伝えている。
ドナドーニ監督は試合後の記者会見で「このようにノックアウトされた試合をコメントするのは簡単だね。我々はあまりにも臆病だった。怒りがたまったよ」とチームの姿勢に落胆を示した。
この敗北でパルマは早くも今季9敗目。ドナドーニ監督は解任が決定的と見られている。後任には現在パルマのユース監督を努めるエルナン・クレスポが務めるのではないかと予想されている。
昨季はドナドーニ監督のもと、ヨーロッパリーグ(EL)圏内まで大躍進を果たしたパルマ。しかしながら、税金の未納によりEL出場権を剥奪され、一時はトンマーゾ・ギラルディ会長がクラブを売りにだすなど混乱が続いていた。
躍進の1年から一転して残留争いに巻き込まれているパルマ。監督交代によって復活を果たすことは出来るのだろうか。
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