アーセナルがポルトガルのベンフィカ所属FWゴンサロ・グエデスの獲得を目指していると、現地時間8日付、英紙『デイリーメール』が報じている。
1996年生まれのグエデスはまだ17歳。今年の4月にベンフィカBチームでプロデビューを果たしたばかりの新星。10月にはカップ戦で待望のトップチーム初出場を飾っている。
レアル・マドリーやバイエルン・ミュンヘンも興味を示すグエデスは、クラブと5年の長期契約を結んでいる。
しかし、同紙によると早ければ来年の夏にもアーセナルが獲得に動くとされている。違約金は4000万ポンド(約72億円)に及ぶようだ。
“次代のクリスティアーノ・ロナウド”と噂されているように、ドリブルあり、シュートあり、フリーキックありとまさに同胞の大先輩に似た特徴を持つグエデス。
現在U-18ポルトガル代表で、昨シーズンはUEFAユースリーグ(19歳以下のチャンピオンズリーグ)で準優勝を果たすなど、この年齢の選手としては経験抱負だ。
とはいえトップレベルでは未知数だけに、大枚を叩いての獲得にはリスクを伴うが、アーセナルのアーセン・ヴェンゲル監督は獲得に動くだろうと報じられている。
ヴェンゲルは先日、2003年に当時スポルティング・リスボンに所属していたC・ロナウドを獲得するチャンスがあったと後悔を明かしていた。C・ロナウドはアーセナルではなくマンチェスター・ユナイテッドへ移籍した。
その思い出がヴェンゲルの背中を押すことになるかもしれない。アーセナルには“ニュー・ネイマール”とも称されるFWウェリントン・シウバもいるが、指揮官はさらなる才能を欲しているようだ。(https://www.footballchannel.jp/2014/10/31/post53766/参照)
【了】
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