ブンデスリーガの第11節が現地時間8日に行われ、バイエルン・ミュンヘンはアウェイでMF長谷部誠、MF乾貴士の所属するフランクフルトと対戦して4-0で勝利している。
MFトーマス・ミュラーのハットトリックもあり、快勝したバイエルン。11戦未だ無敗で首位をキープした。
完勝したにも関わらず、ペップ・グアルディオラ監督は満足していないようだ。試合後の会見で「ゲームの組み立てでいくつか問題があった。最後の20分は完全に別の試合だった」と、不満を述べている。
ハットトリックを決め、勝利の立役者となったミュラーも同様で「フランクフルトが前から激しくプレスをかけてきた」と、前線からのプレスに対応できていなかったことを明かしている。
その状況の中でも3点を決めた同選手は「裏に大きなスペースが出来ていた。僕らはそのスペースを何度かうまく利用できた」と、話した。
うまくいかない状況でも冷静に対応し、得点を決めるバイエルン。個人だけではなく、チームとしての能力の高さが結果に結びついているといえる。怪我人もいる中で、チャンピオンズリーグ(CL)も含めて無敗のこのチームを止めるところはあるのだろうか?
【了】
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