バルセロナFWルイス・スアレスは自伝の中で、チェルシーのジョゼ・モウリーニョ監督の戦術を批判している。
今年4月のリバプール対チェルシーの一戦で、モウリーニョは当時まだスアレスを擁していたリバプール相手に守備的な戦術を選択。
このことは、後にリバプールのブレンダン・ロジャース監督も「チェルシーはゴール前にバスを二台停めていた」と発言されるほどで、話題となった。
スアレスはこの試合の最中、とあるチェルシーのプレイヤーとの会話を本の中で明かしている。スアレスが守備的な戦術について不満を漏らすと選手は、「モウリーニョがこうやれと言ったら、やるしかない。仕方ないんだ。もしやらなかったら、プレーできなくなる」と話したという。
現地時間7日付の英紙『ガーディアン』が伝えている。
もしこれが事実ならば、モウリーニョの影響力の大きさを改めて感じる発言だが、モウリーニョは全く気にかけていない。
「私はキャリアの中で関わった人間の悪口を言って非難したり、ネガティブなことを語る本を書くつもりはない」と、スアレスの批判についてはあっさりと受け流している。
【了】