ブンデスリーガは、現地時間7日から10日にかけて行われる1部リーグ第11節と2部リーグ第13節で、がん患者支援キャンペーンを実施することを発表した。
ユニフォームには通常、ブンデスリーガのオフィシャルパートナー「ヘルメス」のロゴが圧着されている。しかし、この期間は、ドイツがん患者支援40周年を記念したロゴがその部分に入れられるようだ。
がん患者支援協会の会長であるフリッツ・プライトゲン氏は「このような機会を提供してくれたヘルメスに感謝したい」と、6日にベルリンで行われた記者会見で語った。さらに、ロゴを提供してくれたヘルメスだけでなく、DFL(ドイツ・サッカーリーグ)をはじめとする各クラブに感謝の意を示している。
これに対し、「ヘルメス」のフランク・ラウシュCEOは「がんという大きなテーマを支援できることに嬉しく思う」と、協力できることを喜んでいる。そして「この活動を通じて、我々ヘルメスも大きく成長できる」と明かしている。
同キャンペーンは、ロゴによる宣伝だけではなく、各クラブのスタジアムマガジン等でがん支援を訴えるなどの活動も行う様子。さらに、ヘルタ・ベルリン、フランクフルト、フライブルクなどは、がんに苦しむ子供たちを試合に招待するという。
サッカーを通じて社会に貢献していくブンデスリーガ。今後もこのような活動を進めていくつもりのようだ。
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