最優秀ユース選手を受賞した杉田妃和【写真：Getty Images】
アジアサッカー連盟（AFC）は5日、「AFCアニュアルアワード2014」の表彰をマレーシアのクアラルンプールで行った。
そこで4月にU-17W杯優勝を果たしたU-17女子日本代表が女子年間最優秀チーム賞を受賞し、キャプテンを務めていた杉田妃和が女子の年間最優秀プレーヤーを受賞した。
最優秀チーム賞でU-17代表が表彰されるのは史上初めてのことだ。
U-17W杯で大会最優秀選手も受賞した杉田妃和は「このような賞をいただくことができ、とても嬉しく思います。しかしここからが本番なので、もっともっと上を目指して一つ一つの質を高め、苦手な課題からも逃げずに立ち向かっていける強さを身につけたいです。この経験が活かせるよう、日々努力していきます」とコメント。
優勝報告会見で「この優勝という結果に満足せず、チームに帰ってこの大会で得た自分自身の課題をクリアし、次のカテゴリにも関われるように日々努力していきたい」と語っていた杉田だが、向上心は失われていないようだ。
杉田が所属する藤枝順心高校は高校選手権の静岡県予選を無敗で優勝し、来週末、全国選手権出場を懸けて東海地区予選に臨む。チャレンジリーグのチームを破って東海地区第1代表として皇后杯出場も決めた。
確実に力をつけている杉田。日本の女子サッカー界の未来を背負うであろう彼女の今後の活躍にも注目だ。
【了】
