プレミアリーグ王者のマンチェスター・シティ。昨季はキャピタル・ワン・カップ(リーグカップ)との二冠を達成し、イングランド国内ではその強さを見せつけている。
しかし、ヨーロッパの舞台ではさっぱりで、チャンピオンズリーグ(CL)ではここまで4試合を戦い2分け2敗。獲得した勝ち点はわずかに2で、バイエルン・ミュンヘンやASローマら強豪ひしめくグループとはいえ4節終了時点で最下位に沈んでいる。
2012−13シーズンにもプレミア王者としてCLに参戦したが、1勝も挙げられずにグループステージで敗退。今回もその二の舞いとなる危険性がある。
そんな状況を見かね、クラブはマヌエル・ペジェグリーニ監督に代わる存在を探しているのではと、現地時間6日付の英紙『ミラー』が報じている。
そこで名前が挙がったのは、現バイエルン監督の“ペップ”ことジョゼップ・グアルディオラ。
2009年と11年にバルセロナでCLを制した名将を、シティのオーナー、シェイク・マンスール氏は狙っているようだ。シティは2012年にもペップの獲得に動いた過去がある。
さらにシティにはフットボール・ダイレクター(FD)にチキ・べギリスタイン氏やCEOのフェレン・ソリアーノ氏がいる。2人はバルセロナでグアルディオラ監督と共に過ごしている。シティの関係者はこうした背景もペップ招聘に有利に働くと考えているようだ。
国内リーグではここまで3位と調子は悪くないだけに、ペジェグリーニ監督としてはCL残りの2試合でなんとか意地を見せたいところだ。
【了】
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