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内田シャルケ、キャプテンも元監督を非難か?「すべての試合で90分戦えない」

text by 編集部 photo by Getty Images

内田シャルケ、キャプテンも元監督を非難か?「すべての試合で90分戦えない」
シャルケキャプテンのベネディクト・ヘーベデス【写真:Getty Images】

 チャンピオンズリーグ(CL)のグループステージ第4節が現地時間5日に行われ、DF内田篤人の所属するシャルケはアウェイでスポルティング・リスボンに2-4で敗れ、今季CL初黒星となった。

 シャルケキャプテンのDFベネディクト・ヘーベデスは、体力面で90分持たず、前監督の練習方法が誤りだったと考えているようだ。6日のドイツ紙『レヴィア・スポルト』が報じた。

 先制しながらも前半のうちに追いつかれ、後半に逆転されたシャルケ。ロベルト・ディ・マッテオ監督が試合後の会見で「後半はディフェンスラインが下がり、受け身になってしまった」と話したように、運動量が落ち、前への推進力が失われてしまった。

 さらに試合後、ヘーベデスは「体が重い」と体力的にきつかったことを明かしている。そして「すべての試合で90分戦えない」と過密日程もあり、フルで戦える状態ではないと話した。

 1日に行われたアウグスブルク戦後には、シャルケのホルスト・ヘルトSD(スポーツディレクター)も「一部の選手は、60分から70分過ぎに膝に手を当てていた」と同様の見解を示していた(https://www.footballchannel.jp/2014/11/02/post54077/参照)。

 ヘーベデスと同SDの両者ともに、基礎体力を作る段階での練習方法が誤りであったことを述べている。

 これに対し同紙は、イェンス・ケラー前監督の批判ともとれる内容だと指摘。さらに、ケラー監督時になぜその意見を述べなかったのかと疑問も呈している。

 8日にはすぐアウェイでのフライブルク戦を迎えるシャルケ。過密日程で体力の回復が厳しい状態だが、ここを乗り切れば代表ウィークで間が空くことになる。再開後には十分な時間も取れているため、もう言い訳はできない。

【了】

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