バイエルン・ミュンヘンのマティアス・ザマーSD(スポーツディレクター)が、MFアリエン・ロッベンを称賛している。5日のドイツ紙『スポルト・ビルド』で語った。
ザマーSDは同紙に「彼は、(リオネル・)メッシや(クリスティアーノ・)ロナウドと同じレベルにいる」と、ロッベンが世界トップクラスの選手だと感じていることを明かした。そして、「すべての賞を受賞するに値する。個々のクオリティー、性格、スポーツに対する姿勢、どれをとっても一級品だ」と、コメント。現在ノミネートされているバロン・ドール受賞に値すると話している。
ロッベンは、バイエルンに移籍した当初は怪我が多く、満足にシーズンを送れていなかった。すぐに筋肉系に異常をきたし、欠場することがしばしばあった。
しかし、ここ数年は自身の体のことを理解したようで、怪我も少なくなりシーズンを通して出場するようになっている。そのことについてザマーSDは「トップレベルで試合をすると、必要以上の負荷がかかる。しかし、現在彼は自分に合った調整法を見つけたようだ」と、理由を説明している。
今季は公式戦9試合で6ゴールをマークしているロッベン。層が厚いバイエルンでも、怪我を克服し、手の付けられなくなった同選手の代わりはそうそういないだろう。昨季逃した3冠を達成するためには、ロッベンのコンスタントな出場が不可欠だ。
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