チャンピオンズリーグ(CL)のグループステージ第4節が現地時間5日に行われ、プレミアリーグ首位のチェルシーはアウェイでスロベニアのマリボルと対戦。1−1で引き分けに終わった。
マリボルのMFアギム・イブライミに見事な左足のミドルを決められ、先制を許したチェルシー。試合はホームのマリボルが優位に進めた。
後半、DFフィリペ・ルイスに代えて、MFラミレスを投入。3バック気味のシステムで攻撃的にシフトすると、これが功を奏し攻撃に勢いが生まれた。73分にセットプレーからMFネマニャ・マティッチが決めて試合を振り出しに戻す。
MFエデン・アザールのPK失敗もあり、そのまま引き分けで終わったが、シーズン無敗をキープした。
ジョゼ・モウリーニョ監督は前半の出来には不満だったようだ。試合後、チェルシーの公式ウェブサイトにコメントが掲載された。
「プレーが非常に遅く、インテンシティーも創造性も欠いていた。マリボルは試合を簡単にコントロールできただろうね」と話している。
FWジエゴ・コスタ、MFオスカールが入った後半は勢いを取り戻し、その点はモウリーニョも評価している。足りなかったのはゴールだけだ。
「マリボルのほうが少しばかり運があった。だけど運だけではない。彼らはよく“闘っていた”し、何より素晴らしいGKを擁していた」
モウリーニョはPKストップ含め、再三の好セーブを見せたマリボルGKのヤスミン・ハンダノビッチに賛辞を送っている。ヤスミンはインテルで長友佑都の同僚、同じくGKサミール・ハンダノビッチの従兄弟で共にスロベニアの代表選手。
チェルシーは次節、内田篤人所属のシャルケとアウェイで対戦。勝利でベスト16進出が決定する。
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