アメリカ・メジャーリーグサッカー(MLS)のチバスUSAは財政難からクラブ消滅の憂き目をみることとなった。
そのチバスに所属していた元日本代表のDF加地亮は、今後MLSの分配ドラフトに掛けられることになる。
現地時間5日、チバスのニュースを専門扱っている米のウェブサイト『THE GOAT PARADE』が選手の動向を予想。
それぞれの選手がドラフトで、「指名確実」「アメリカとはお別れ」などの予測にカテゴライズされた中で、加地の去就は「不透明」とされている。
しかしながら、同メディアは加地について「新人選手としては決して若くない(34歳)が、年間最優秀DFにノミネートされた」とコメント。最近15試合の内14試合に先発出場、右サイドバックで堅実な働きを見せたと評価している。
チバス選手の分配ドラフトの日程は未定。ニューヨーク・シティFCとオーランド・シティFCという新規参入チーム対して行われるエクスパンション・ドラフトが12月10日に行われるが、それに先駆けて行われるようだ。
また、チバスの中でも最も期待されている選手の一人がメキシコ代表のFWエリック・トーレス。
ローンでチバスに加入し、今季29試合出場15得点を挙げた21歳の同選手は、サラリーキャップ(年俸の上限制限)のない特別指定選手としてMLSでプレーしており、今回のドラフトには含まれないようだ。
ローン元のCDグアダラハラへの復帰、もしくはヨーロッパへの移籍も噂されるなど去就が注目されている。
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