チャンピオンズリーグのレアル・マドリー戦(現地時間4日)、イングランドのリバプールは、スティーブン・ジェラード、マリオ・バロテッリら主力7人を温存。
現地メディアによってはこれを“Bチーム”と報じるなど、ブレンダン・ロジャース監督の判断に対しては賛否両論といったところだ。
しかし、それでもその“Bチーム”の面子を見てみると、決して無名の選手が並んでいるわけではない。
ベルギー代表GKシモン・ミニョレをはじめ、チェルシーも獲得を狙っていたMFラザル・マルコビッチ、MFエムレ・ジャン、MFアダム・ララーナ、MFルーカス・レイバと、若手から中堅の実力者が揃う。
現地時間5日の英紙『エクスプレス』が、この日のスタメン11選手の獲得に掛かった移籍金を公開。
なんとその総額は1億1300万ポンド。現在のレートで日本円に換算するとおよそ200億円という額に。ララーナの2500万ポンド(約45億円)、マルコビッチの2000万ポンド(約36億円)といったあたりが一際高い数字となった。
ちなみに、この日のリバプールのスタメンで唯一のイングランド人選手はララーナ。最も獲得にコストが掛かったのもララーナ。
外国籍選手の増えたプレミアリーグでは「ホーム・グロウン・ルール」により、イングランドもしくはウェールズで育てた選手をチームに8人以上加える必要があり、イングランド人選手の移籍金が年々高騰している。
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