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日本代表 10年前

アジア杯へ最終テスト。「チャンスを与えられるべき選手」とは?“走れなくても世界クラス”宇佐美は招集なるか

text by 編集部 photo by Getty Images

川崎Fの司令塔・大島の招集は?

アジア杯へ最終テスト。「チャンスを与えられるべき選手」とは?“走れなくても世界クラス”宇佐美は招集なるか
大島僚太は中盤のゲームメイカーとしては柴崎と肩を並べる存在【写真:Getty Images】

 守備陣とは対照的にMFはある程度固まってきている印象だ。細貝が守備的な中盤として欠かせない存在となり、柴崎も代表デビューから瞬く間に重要なピースとなった。香川は負傷の影響もあって新体制では1試合の出場に留まっているが、不可欠な選手であることは間違いない。

◯大島僚太(川崎フロンターレ)

 中盤のゲームメイカーとしては柴崎と肩を並べる存在だけに、アギーレ監督も注目しているはずだ。これまではU-21を優先して見送られたが、今回は招集される可能性もあるだろう。とは言え、植田同様にスケジュールを考慮される可能性もある。

◯森岡亮太(ヴィッセル神戸)

 ブラジル戦で代表初先発を果たしたものの、前半のみで交代。ここまで代表戦では不完全燃焼に終わっているため、改めてチャンスを与えるべき選手でもある。

△米本拓司(FC東京)

 9月の2試合では森重がアンカーとして起用されたものの、CBとして起用される可能性も高いため、守備的な中盤の層に不安が残る。米本のフィジカルの強さは今の日本代表に足りない要素でもあるため、チャンスを与えられても良い。

△長谷部誠(フランクフルト)

 9月の初陣に招集されながら、負傷によって辞退。10月は招集外となって代表キャリアの終了を囁かれているが、クラブでは全試合先発出場を果たすなど定位置を確保している。何より、代表チームはブラジル戦で経験不足を露呈したため、アジア杯に向けて経験豊富な長谷部の力が必要とされる可能性は少なくないだろう。

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