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日本代表 10年前

アジア杯へ最終テスト。「チャンスを与えられるべき選手」とは?“走れなくても世界クラス”宇佐美は招集なるか

text by 編集部 photo by Getty Images

内田は待望の代表復帰へ

アジア杯へ最終テスト。「チャンスを与えられるべき選手」とは?“走れなくても世界クラス”宇佐美は招集なるか
内田篤人は代表復帰となるか?【写真:Getty Images】

 続いてCB。吉田麻也は昨シーズンに続いてサウサンプトンで定位置を獲得できず、リーグ戦では5試合連続出場機会なし。試合勘がないことが懸念されるだけに招集外となっても驚きはないだろう。現状では森重のみが当確となっているが、アンカーで起用の可能性もゼロではない。

◯塩谷司、水本裕貴(サンフレッチェ広島)

 昨季はクラブで2連覇を達成したものの、今季はここまで8位と低迷。それでも、この2選手はJリーグ屈指の実力者であり、確立されたコンビネーションは代表でも重宝されるもの。特に、塩谷は10月の2試合でともに先発起用されてまずまずの評価を得た。

◯昌子源、植田直通(鹿島アントラーズ)

 こちらもクラブでコンビを組む2人。ともに20代前半という若さながら定位置を獲得してチームに貢献している。昌子は10月に招集されたものの、負傷によって辞退しているだけに再チャレンジの機会を与えられる可能性は高い。ただ、植田に関してはU-21でも中心選手となっているため、スケジュールを考慮される可能性もある。

 SBでは長友が負傷中のため、その他の選手にとってはアピールする大きなチャンスと言える。酒井宏樹と酒井高徳の2選手は、アジア杯当確とまではいかないものの、招集の可能性は限りなく高いだろう。

◎内田篤人(シャルケ)

 9月と10月の計4試合では負傷の影響もあって招集外となったが、コンディションさえ整えば重要な戦力であることに変わりはないだろう。負傷から復帰後は好パフォーマンスを見せて、すでに代表招集のレターが届いたという報道もある。クラブとも2018年まで契約を延長して心身ともに充実した状態で代表復帰となるはずだ。

◯太田宏介(FC東京)

 2010年以来の代表先発となったブラジル戦では4失点を喫して敗れたものの、攻撃面でポジティブな印象を残した。クラブでもここまで全試合フル出場を果たし、正確なクロスで貢献している。

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