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日本代表 10年前

アジア杯へ最終テスト。「チャンスを与えられるべき選手」とは?“走れなくても世界クラス”宇佐美は招集なるか

text by 編集部 photo by Getty Images

不安定な川島、西川に定位置奪取のチャンス

アジア杯へ最終テスト。「チャンスを与えられるべき選手」とは?“走れなくても世界クラス”宇佐美は招集なるか
守備面だけではなく、ビルドアップに貢献できるスキルの高さも魅力な西川周作【写真:Getty Images】

 まずはGK。ザッケローニ体制では常に正GKを担ってきた川島永嗣は、最近数試合で不安定なパフォーマンスに終始。ブラジル戦では大きな批判の対象ともなっただけに、世代交代の必要性が求められているポジションだ。(権田修一は負傷中)

◎西川周作(浦和レッズ)

 06年の初招集以降、第2GKとしてチームを支えてきたが、ついに定位置獲得が有力となっている。今季加入した浦和では、Jリーグ記録となる16試合完封を達成するなどキャリアハイとも言える活躍を披露。守備面だけではなく、ビルドアップに貢献できるスキルの高さも魅力だ。

◯林彰洋(サガン鳥栖)

 アギーレ体制の初陣となった9月の2連戦では招集されたものの、出番はなし。それでも、権田が負傷離脱となっただけに復帰する可能性は高い。何より、195cmという世界基準のサイズは大きな武器となる。

△東口順昭(ガンバ大阪)
 
 長らく代表入りを期待され続けてきたが、相次ぐ負傷でチャンスをつかめずにいた大器。今季から活躍の場を移したG大阪では、ここまで全試合出場と安定した活躍を披露。待ち望んだ国際試合のピッチに立つ可能性は十分にある。

△守田達弥(アルビレックス新潟)

 G大阪に移籍した東口の後釜として、今季から新潟に加入。1年目にしてここまで全試合出場と定位置を確保。こちらも191cmという長身で国際試合向きの大型GKと言えるだろう。

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