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ネビル、キャラガー両氏がチェルシーのスペイン代表DFを絶賛。テリーやケイヒルを差し置いてNo.1と評価

text by 編集部 photo by Getty Images

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チェルシーのスペイン代表DFセサル・アスピリクエタ【写真:Getty Images】

 元イングランド代表DFのガリー・ネビル、ジェイミー・キャラガーの両氏は、現在イギリス『スカイ』の番組『マンデー・ナイト・フットボール』に出演している。

 3日、同番組の放送で2人はチェルシーに所属するDFセサル・アスピリクエタを高く評価。ジョン・テリー、ガリー・ケイヒルらスター揃いのチェルシーDF陣の中でもベストな選手と話した。

 スペインのオサスナでプロデビューを果たしたアスピリクエタは、フランスのマルセイユを経て2012年にチェルシーへ加入。

 当初は出場機会が少なかったが、2013年にジョゼ・モウリーニョ体制に変わると状況は一転。左サイドバックのアシュリー・コール(現ASローマ)からポジションを奪い取るほどに成長。右利きながら左SBをそつなくこなしている。

 そのアスピリクエタについてG・ネビル氏は「守備のミスがなく、ポジションニングも間違えない。絶対にボロを出さない」と絶賛。

 キャラガー氏もこれに同意のようで「完ぺきなディフェンダー。彼よりも優れた選手はほとんどいない」と話している。

 今季チェルシーにはスペイン王者、そしてチャンピオンズリーグ準優勝のアトレティコ・マドリーからフィリペ・ルイスが加わった。

 左足の性格なキックを持ち、29歳と脂の乗ったフィリペの獲得でアスピリクエタの定位置は揺らぐかに思われた。しかし、蓋を開けてみれば開幕からレギュラーポジションはアスピリクエタのものに。

 このスペイン代表DFはレスター戦(18日)で退場。3試合の出場停止を受け、次節のリバプール戦までは出場できないためフィリペにとっては今が絶好のアピールチャンス。

 現役ブラジル代表とスペイン代表のハイレベルなポジション争いがチェルシーに左サイドで巻き起こっている。

【了】

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