2日にマンチェスター・シティの本拠地エティハド・スタジアムで行われたダービー、マンチェスター・シティ対ユナイテッドの大一番を前に、両クラブの名前が入った融合マフラーを着用したアジア人ファンが非難の的となっている。同日の英紙メトロなどが報じた。
今回は東アジア出身とみられる2名の男性ファンの写真がツイッターなどのソーシャルメディア上に出回ると、両クラブのファンをはじめ、別のクラブのファンからも以下のような非難の声が噴出した。
「世界はどうなってるんだ? ユナイテッドとシティの半々マフラーだなんて」
「何を思って半々のシャツやマフラーを着てるんだ? おかしいぞ」
「フットボールは醍醐味である『同族意識』を失いつつある」
「半々のマフラーを着る奴はスタジアム入場禁止にすべきだ」
「これは気分が悪くなる。宿敵と半々のマフラーだなんて。フットボールは死んでる」
「ダービー戦で半々マフラーを買うなんて気にはならない」
半々のマフラーは元来、チャンピオンズリーグなどの欧州戦やレベルに開きがある国内カップ戦などで売られるものだったが、近年は海外から観戦に訪れるファンが増加傾向にあることから、こうしたプレミアリーグの試合でも頻繁に売られるようになった。
ちょうど1週間前には、別のアジア人ファンがマンチェスター・ユナイテッドの本拠地オールド・トラフォードで行われたユナイテッド対チェルシーの試合前に、両クラブのシャツが融合したシャツを身に着けたことで地元メディアから
「世界で最も混乱したファン」
「史上最低のファン」
などと酷評されていた。
【了】
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