自信に満ちるクラマーの表情。チーム全体に好影響
「0トップ」ともまた違うが、FWのラファエル、クルーゼを中継点、おとりとした特異な「カウンター」が、ボルシアMGの大きな武器だ。
そして最後に現在のボルシアMGについてもう1つ挙げておきたいことが、「自信」である。
バイエルン戦の後にビルト紙に対して「僕達はドイツで2番目にベストのチームだ」と述べた、ミックス・ゾーンでのクラマーの表情は本当に自信に溢れていた。
国内リーグだけでなく、ヨーロッパ・リーグでも好調ということで、選手達だけでなくサポーターも自信を付けてきている。自信があるのとないのとでは、パス1本取ってもボールの蹴り方が変わって来る。それだけでもチーム全体の闘いに影響を及ぼすものだ。
つまり、「堅守」「カウンター」「自信」の3つが、現在のボルシアMGの好調を支える主な要因となっている。その3つはどれを取っても切り離すことは出来ない。
3日付のルール地方の地元紙レヴィアシュポルトは、ホッフェンハイム戦を報じる記事を「グラッドバッハはBVBと戦う準備が出来ている」として報じた。9日のドルトムント対ボルシアMGの一戦が、本当の意味で「ドイツで2番目にベストのチーム」を決めることだろう。
【了】
フットボールチャンネルfacebookはこちら→
フットボールチャンネルTwitterはこちら→