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香川真司 10年前

“巨大な頂上決戦”。ドルトムントは敗戦も、シャビ・アロンソを「取り除いた」香川にビルト紙は高評価

text by 本田千尋 photo by Getty Images

地元紙は“やや”高評価。後半の出来に不満

 2日付のルール地方の地元紙デュッセルドルフ・エクスプレスはバイエルンとドルトムントとの一戦を「ロッベンがBVBを入れ替え戦の順位に送り込む」という見出しで報じた。続いて「バイエルンが頂上決戦をひっくり返す。リベリーによって転換がやって来る」としている。

 デュッセルドルフ・エクスプレス紙によるバイエルン戦のドルトムントの先発メンバーへの採点は次のとおり。

 【GK】バイデンフェラー「2」、【DF】ピシュチェク「3」、ソクラティス「3」、フンメルス「3」、ドゥルム「4」、【MF】ベンダー「4」、ケール「4」、ムヒタリヤン「3」、【FW】オバメヤン「3」、香川真司「3」、ロイス「3」。

 香川には「3」とやや高評価である。

 デュッセルドルフ・エクスプレス紙は、ドルトムントのシャビ・アロンソへの対応策について、「(アロンソを取り除くことが出来たのは)しかしながら前半までだった」として、ビルト紙とは異なった見解を示している。

 同紙は直接香川の名を出してはいないが、香川の評価が、ビルト紙の「2」に対して「3」となったのはこういった見解の相違にあるのかもしれない。

 ビルト紙はロイスの先制弾について「ゴールにおいてBVBのファンに送る最も美しかったこと」と記している。

 ビルト紙:「彼は胸のクラブ・ロゴを叩く―BVBの魂への1ゴールだ!」

【了】

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