ヴィッセル神戸は3日、安達亮監督が今シーズン限りで退任すると発表した。
神戸の強化部長やトップチームのヘッドコーチ、監督代行を経て2012年11月に就任。翌年J2での戦いを余儀なくされたチームを1年でJ1昇格に導いた。
昇格初年度の今シーズンは、外国人選手を多く抱える難しいチームを率いながら一時は首位争いに絡んだものの、主力を欠いた期間に不安定な戦いで順位を落として批判を浴びていた。
一方で、大きなホワイトボードを使って指示を出す独特の姿は多くのファンに親しまれていた。
安達監督の神戸でのリーグ戦通算成績は3日現在、80試合で39勝20分21敗。今シーズンは11勝12分8敗の9位となっている。最近の試合ではアウェイでサガン鳥栖に逆転負けを喫していた。
なお、来シーズンから指揮を執る後任監督は未定となっている。
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