元イタリア代表のDFマルコ・マテラッツィ氏は、仏TV『カナル+フランス』で監督ライセンス非保持によって3ヶ月の謹慎処分が下されたジネディーヌ・ジダン氏を擁護した。
マテラッツィ氏は、イタリアが優勝した2006年W杯決勝戦でジダン氏に頭突きを食らった。ジダン氏の姉妹を侮辱したことで穏健派の氏が珍しく激怒、レッドカードを貰ったこの一件は世界に衝撃を与えた。それ以来、二人は犬猿の仲とされていた。
3ヶ月の謹慎処分についてマテラッツィ氏は「僕もそうだけど、彼のようなチャンピオンはチームを率いるのに監督ライセンスなんて全く必要ない。しかも25年のキャリアを背負っているなら尚更だ」と、まるで頭突きの件を根に持っていないような姿勢を見せ、全面的に擁護した。
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