レアル・ソシエダで2年目に臨んだハゴバ・アラサテ監督が2日、その前日に行われたリーガ第10節マラガ戦での敗北によって、解任された。クラブがウェブサイトを通じて正式に伝えている。
アラサテは、昨季クラブをヨーロッパリーグ(EL)進出圏まで導いたものの、キーマンのGKクラウディオ・ブラーボとFWグリエーズマンが退団してから低迷。今季はEL予選でロシアのクラスノダールに敗れ、本戦出場を逃している。リーガでは1勝3分6敗で勝ち点6点、19位で降格圏にまで沈んでいる。
アラサテの解雇により、日本代表FWハーフナー・マイクが所属するコルドバ(20位)の“チャピ”・フェレール氏とレバンテのメンディリバル氏に続き、リーガ・エスパニョーラでは開始わずか2ヶ月半で3人の監督のクビが飛んだことになる。
スペイン紙『エル・ムンド』によると、ソシエダは既に昨季マンチェスター・ユナイテッドを率いていた現在フリーのデイビッド・モイーズ氏と接触。交渉を続けているという。また、昨季ウェスト・ブロムウィッチの監督を務めていたペペ・メル氏も候補として挙がっている。
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