ブンデスリーガの第10節が現地時間31 日から2日にかけて各地で行われた。DF酒井高徳の所属するシュツットガルトは、ホームでヴォルフスブルクと対戦し、0-4で敗れている。酒井はベンチ入りしたが、出番は無かった。
同試合では、71分に副審が太ももを負傷し、第4審判と交代するという珍事が起きた。
審判の交代自体が珍しく、そうそう起こることではない。しかし、この1年で3度も現場に居合わせた人物がいた。
酒井高徳である。
酒井は2014年3月5日、国立競技場で行われた日本代表対ニュージーランド代表の試合でスタメン出場。前半のみで交代しベンチに下がっていたが、55分に主審が肉離れを起こして交代している。
次に、2014年3月29日行われた、シュツットガルト対ボルシア・ドルトムント戦。酒井はベンチ入りし、70分から出場。その5分後の75分に主審が、アキレス腱断裂という重傷で交代している。
そして、今回の試合。出番もなく、交代したのが主審でなかったとはいえ、現場にいたことには違いない。
この珍事に1年で3度も遭遇する酒井。審判団は、同選手のいる試合では念入りな準備運動が必要かもしれない。
【了】