ブンデスリーガの第10節が現地時間31日に行われ、DF内田篤人の所属するシャルケはホームでアウグスブルクと対戦して1-0で勝利している。
ロベルト・ディ・マッテオ新体制で、4試合行い3勝目となったこの試合、選手たちの総走行距離は119.3キロを記録。今季のベストとなった。
しかし、シャルケのホルスト・ヘルトSD(スポーツディレクター)は、コンディションはまだ万全でないと見ており、イェンス・ケラー前監督に問題があったと述べている。1日のドイツ紙『レヴィア・スポルト』が報じている。
今季のベスト総走行距離を記録したにもかかわらず、ヘルトSDは納得していない。同SDは「一部の選手は、60分から70分過ぎに膝に手を当てていた」と説明。そして、「試合をする上で、まだ2、3の問題を抱えている」と苦言を呈した。
その原因として「我々は監督に問題を抱えていた」と、明かしている。同紙はこの発言に対し、ケラー前監督の批判とも取れると報じている。
ヘルトSDは、今のままでは、1週間の間に休みがあったとしても、試合で90分間走り続けるとはできないだろうと予想。それだけに、「この状況での勝利は、大きな価値がある」と、勝利に安堵しているようだ。
だが、MFユリアン・ドラクスラーがこの試合で負傷。年内の復帰は絶望的と見られている。さらに現地時間5日にチャンピオンズリーグ(CL)、週末に再びリーグ戦と過密日程で問題は多い。
ヘルトSDは「できるだけ無理せずウインターブレイクを迎えたい」と、話すが、そう簡単にはいかないようだ。
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