セリエA第10節が現地時間の1日行なわれ、ナポリがホームでローマ相手に2-0と勝利を収めた。
試合開始早々、前半3分にFWゴンサロ・イグアインのゴールで先制したナポリは、90分を通してローマを圧倒。後半40分にはFWホセ・マリア・カジェホンが追加点を決めて2位を走る相手に完勝を果たした。
この日のナポリは前線からのプレスと縦に速いカウンターでローマの守備陣を混乱に陥れた。終わってみれば枠内シュートはローマが2本に対してナポリは6本。スコア以上に差のついた試合内容となった。
ナポリの指揮官であるラファエル・ベニテス監督の采配が見事にはまった形となったが、同監督は選手たちを讃えている。試合後、ベニテス監督はイタリアTV局『スカイ・スポーツ』に対し、「この勝利はファンの側でプレーしたチームのものだ」と語り、特にファンの存在が大きな力となったことを強調した。
「彼らと一緒なら、たくさんの試合に勝つことが出来る」
また、指揮官は今日のプレーを継続していくことが重要だと語っている。今後については「勝点3を積み上げなければならない」と話し、6日に開催されるヤングボーイズ戦に向けて気を引き締めた。
この勝利で暫定3位に浮上したナポリ。次節はアウェイでフィオレンティーナと対戦する。
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