AFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝セカンドレグが1日に行われ、ウェスタン・シドニー・ワンダラーズ(豪州)がアル・ヒラル(サウジアラビア)とアウェイで引き分けたため2戦合計スコアが1-0となり、ウェスタン・シドニーがACL初優勝を決めた。
先月25日に行われたファーストレグはホームのウェスタン・シドニーが1-0で勝利し、初優勝に向けて優位な状況でアウェイの地サウジアラビアに乗り込んだ。
試合はスコアレスのまま前半を折り返したが、後半に入るとホームで負けるわけにいかないアル・ヒラルが圧力を強めてウェスタンシドニーゴールに襲いかかる。
守りに回る時間が増えたウェスタン・シドニーもファーストレグと同じ時間帯にエースのトミ・ユリッチを投入し、試合を決める1点を狙った。
終盤に入っても攻撃の手を緩めず再三ゴールに迫ったアル・ヒラルだったが、GKのアンテ・コビッチを中心としたウェスタン・シドニーの堅守の前に運にも見放され1点を奪えず。0-0まま試合終了のホイッスルが吹かれた。
アル・ヒラルの猛攻を凌ぎきってスコアレスドローのまま試合を終え、2戦合計スコアを1-0としたウェスタン・シドニーがACL初優勝を達成。クラブ創設3年目で初の国際タイトル獲得となったウェスタン・シドニーは、来月モロッコで開幕するFIFAクラブワールドカップにアジア代表として出場する。
ウェスタン・シドニー・ワンダラーズ 0-0(1-0) アル・ヒラル
【得点】
なし
【了】