「我々はボルシア・ドルトムントだ」
しかし一方でケールは同紙に次のようにコメントを残している。
「悪く言う訳ではないのだが、我々はザンクトパウリと対戦した、しかしそれは2部のチームだ」
フンメルスもザンクトパウリ戦について次のように語った。
「前へと向かうための小さな一歩だった。土曜日に我々は大きな任務と高いハードルを抱えている。しかし選手が1つの試合で自信をつかむことが出来るのであれば、きっとバイエルン戦においてだ」
当然のことながら、選手達の意識はバイエルンとの一戦へ向けられている。
グロスクロイツはこう述べた。
「最大限にバイエルンを怒らせるために、我々はミュンヘンへと向かう」
またピシュチェクは、31日付のドルトムントの地元紙ルール・ナッハリヒテンのロングインタビューの中で、次のように話している。
「チャンピオンズリーグのようにプレー出来ると良いのだが。ハノーファー戦は前へと向かう一歩だった。そしてバイエルンに対して我々はいつも着実な成果を残してきた。そのため私はその点に関して、我々は今回もまた少なからず勝ち点を持ち帰ることが出来ることを望んでいる」
バイエルン戦での勝ち点は、前へと向かうための自信をつかむということになる。
レヴィアシュポルト紙の記事の最後に、ケールはこうコメントを残した。
「昨季ミュンヘンで我々はしばしば良く見えたし、胸を張って前へと進むことが出来る。我々はボルシア・ドルトムントだ」
ドルトムントの誇りを胸に、選手達はバイエルンに立ち向かう。
【了】
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