ブンデスリーガの第10節が現地時間31日に行われ、DF内田篤人の所属するシャルケはホームで、アウグスブルクと対戦し、1-0で勝利している。
同試合の開始11秒で、MFユリアン・ドラクスラーが負傷交代するアクシデントがあった。正確な診断はまだだが、31日付のドイツ紙『ビルド』は重症の可能性があると報じている。
ロベルト・ディ・マッテオ監督就任から4試合を行い、3勝目を挙げたシャルケ。DF内田篤人も契約延長後の試合で決勝点をアシストし、順位も暫定7位に浮上した。だが、手放しで喜べる勝利ではなかった。
試合開始からわずか11秒、相手DFポール・フェルハーフのスライディングをよけたドラクスラーは、右太もも裏を抑えて自ら交代を要求。そのまま無念の負傷交代となった。
すぐに病院に向かった同選手だが、まだ正式な診断結果はまだ出ていない。シャルケのホルスト・ヘルトSD(スポーツディレクター)によれば「強い内出血が見られる。しっかりとした映像診断はまだだが、おそらく年内復帰は出来ないだろう」とのこと。また、同SDは「腱か、靭帯を痛めた恐れがある」と明かしている。
ドラクスラーの抜けたシャルケは、勝利したものの、シュート20本で1ゴールと、精彩を欠いた。アウグスブルクのMFダニエル・バイアーも「シャルケはチャンピオンズリーグ(CL)を戦っているようには見えなかった。我々の方が明らかに良かった」とコメントしている。
MFケビン=プリンス・ボアテングも負傷離脱中であり、攻撃の核を2枚欠いた状態で、現地時間5日に行われるCLを戦わなければならない。ディ・マッテオ監督も「非常に痛い」と嘆いている。
シャルケにとって、過密日程となるCLのスポルティング・リスボン戦、リーグのフライブルク戦が正念場である。
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