ドルトムントに所属するFWマルコ・ロイスの争奪戦が激化の一途をたどっている。英紙「ロンドン・イブニング・スタンダード」が30日付で報じている。
ドイツメディアによると、ロイスが2015年の夏以降にドルトムントから移籍する際、2500万ユーロ(約35億円)のリリース条項があるという。ドイツでも屈指のアタッカーが35億円以下で獲得できるとあれば、バイエルン・ミュンヘンが関心を示すことは当然と言える。
実際、カール=ハインツ・ルンメニゲCEOは「彼が高いクオリティーを持っていることは知っている」とし、「リリース条項は知っているし、我々は彼のようなドイツの若い選手に興味がある」と明かしている。
また、ロイスは2017年6月30日までとなっている現在の契約を更新しない意思をクラブに伝えたとされている。
この状況にプレミアリーグからも熱い視線が注がれており、中でもマンチェスター・ユナイテッドとリバプールが獲得に強い興味を示しているようだ。
ユナイテッドは、今夏の移籍市場でも獲得の噂が囁かれていたが、ここに来て関心をより高めている。
今季は負傷によって出遅れたものの、現在は戦列復帰して公式戦2戦連続得点中のロイス。香川真司とのコンビネーションも深まってきており、新たな相棒として期待が高まっているが、その関係も1シーズンで終りを告げるのだろうか?
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