コパ・デル・レイのベスト32・1stレグが現地時間29日に行われ、レアル・マドリーはアウェイでコルネジャと対戦して1-4で大勝した。
今季マドリーで出場機会に恵まれていないFWのチチャリートことハビエル・エルナンデスだが、この日は先発出場。チーム3点目もマークした。チーム内ではクリスティアーノ・ロナウドに次ぐ得点率の高さで、報道陣からは出場機会の少なさについての質問が出るも、本人は至って冷静だった。
「その議論には参加しない。僕は試合に出られる時、自分の能力を証明するだけだ。チャンスを活用して、マドリーをより高い位置に持っていけるよう努力している」と、控えの立場を受け入れているかのような姿勢を見せた。
セグンダ・ディビジョンB(スペイン3部リーグ)に所属するコルネジャ相手でも容赦なく1-4で勝ったことについては、「監督はプロ精神と相手へのリスペクトを求める。まるでクラシコかのようにプレーする」と述べた。
全ての試合に同じメンタリティーで臨むことを要求しているアンチェロッティ監督。チャンスが少なくとも狡猾に得点を狙うチチャリートはまさに指揮官の哲学を具現化していると言える。控えという立場ではあるが、今後も重宝されることになるだろう。
【了】
フットボールチャンネルfacebookはこちら→
フットボールチャンネルTwitterはこちら→