ミランは現地時間29日、セリエA第9節においてアウェイでカリアリと対戦する。カリアリは現在セリエAで13位。2012年にローマを指揮したズデネク・ゼーマン新監督の超攻撃的サッカーが徐々に浸透し、調子を上げてきている。
本田圭佑はこの試合でも先発が有力。イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』や『コリエレ・デッロ・スポルト』は4-3-3の右WGで出場すると報じている。
一方、ミランのフィリッポ・インザーギ監督は前線のメンバー選択に悩んでいるようだ。イタリアTV局『メディアセット』が前日記者会の模様を伝えている。
フェルナンド・トーレスとジェレミー・メネズの出場について聞かれたインザーギ監督は、「彼らのコンディションが良ければ同時起用も可能だ」と述べながらも、「とはいえ私はチームのバランスも考えなければいけない」とメンバー選択の難しさを語った。
また、シルヴィオ・ベルルスコーニ会長はFWには純粋な点取り屋の起用を希望していると噂されている。しかし、同監督は会長との問題を否定した。
「会長とはたくさん話をしているし、電話もしているんだ。彼は僕と選手たちに満足しているよ」
同会長はチームの戦術に度々注文をつけることで有名だ。現在は、前線を2トップにすること、点取り屋を置くことなどを希望している。
カリアリ対ミランの一戦は日本時間30日の4:45から開始される。
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