エヴァートンのMFレオン・オスマンは、前監督のデイビッド・モイーズ氏がマンチェスター・ユナイテッドの監督に就任すると決まった際の出来事を語っている。
28日付のリバプールの地元メディア「リバプール・エコー」が伝えた。
2012-13シーズンが、残り2試合となった段階でモイーズ氏からマンチェスター・ユナイテッドの監督就任を聞かされたというオスマン。
モイーズ氏は初めにチームの年長選手、フィル・ネビル(現ユナイテッドコーチ)、フィル・ジャギエルカ、トニー・ヒバート、レイトン・ベインズ、ティム・ハワード、そしてオスマンの6人を呼び出し、マンチェスター・ユナイテッド移籍について話をしたという。
「僕らは彼に賛辞の言葉を送ったよ。そしてユナイテッドの仕事を得たことはエヴァートンでの努力の賜物だとも伝えた」
「彼はまっすぐに僕らのほうを見て“オファーは全く予期していなかった”と言っていたよ」
「アレックス・ファーガソンの後継者」に指名されたことは、選手たちだけでなく、モイーズ氏本人にとってもに予想外の事だったようだ。
「最終戦のウェストハム戦には、なんとしても出場したかった。当然モイーズにお別れを言うためにね」
マンチェスター・ユナイテッドを1年足らずで解任され、批判も浴びたモイーズ氏。しかし、オスマンの言葉は、彼がエヴァートンでどれだけ愛されていたかを物語っている。
【了】
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