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香川、1ゴール1アシスト! ドルトムントDFBポカール完勝もクロップ監督「後半には満足していない」

text by 編集部 photo by Getty Images

香川、1ゴール1アシスト! ドルトムントDFBポカール完勝もクロップ監督「後半には満足していない」
ユルゲン・クロップ監督【写真:Getty Images】

 DFBポカール(ドイツカップ)の2回戦が現地時間28日に行われ、MF香川真司所属のボルシア・ドルトムントはアウェイでザンクトパウリに3-0と完勝している。

 香川は、25日に行われたブンデスリーガのハノーファー戦ではベンチスタートだったが、この日は先発。FWチーロ・インモービレの先制点をアシストし、86分にはチームの3点目となるゴールを決めている。

 試合後の会見でユルゲン・クロップ監督は「結果と前半の出来には非常に満足している」と、まずは勝てたことを喜んでいる。そして、前半について「我々のやりたいことを出来ていた。少ない練習期間の上、メンバーは少し変えていたが、2-0でハーフタイムを迎えられた」と話した。

 さらに、GKロマン・ヴァイデンフェラーに代わって先発したGKミシェル・ランゲラクについても「何度も同点にされそうなピンチを防いでくれた」と賛辞を送っている。

 しかし、後半については「満足していない」と明かし、「ミスが多く、明らかに攻め込まれていた」と、苦言を呈している。3点目についても「決めるのが遅すぎた」と、時間がかかりすぎていると語った。

 それでも「3点目を決められたことは良かった」と、得点できたこと自体には安心している様子。加えて「怪我人も出ていない。そして、我々は3回戦に進出できた」とコメントしている。

 不調のヴァイデンフェラーに代って出場したランゲラクが完封。怪我人もなく万全の状態でリーグのバイエルン・ミュンヘン戦を迎えるドルトムント。CL、DFBポカールでは結果が出ているだけに、リーグでもどうにか結果を出したいところ。浮上のきっかけをつかむには、バイエルンはこれ以上ない相手だ。

【了】

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