EURO2016予選で最年少出場記録を更新した15歳のノルウェー代表のMFマルティン・エーデゴーア。同選手の移籍先が、レアル・マドリーでもバルセロナでもなくアヤックスになると、オランダ紙『テレグラフ』は27日付で報じている。
エーデゴーアは、ノルウェー1部リーグのストレームスゴセットに所属。若干15歳でジュニアユース登録ながら、トップチームで15試合に出場している。また、ノルウェーのA代表にも選出され、8月にデビュー。10月に行われたEURO2016予選のブルガリア戦では、最年少出場記録を更新した(https://www.footballchannel.jp/2014/10/14/post51796/
参照)。
まだ15歳の同選手は、2014年の12月に迎える16歳の誕生日まで、プロ契約は出来ない。その上、所属元であるストレームスゴセットとの契約は2015年の12月末まである様子。
それでも、この若き逸材にはレアルをはじめ、マンチェスター・ユナイテッド、バルセロナ、ドルトムントなど欧州のビッグクラブが目をつけていた。レアルとバルサに関しては、いち早くオファーを出していたようだ。
しかし、同紙によれば、それらビッグクラブのオファーはすでに断り、アヤックスに決めたという。
アヤックスのフランク・デブール監督は「マドリーは彼のような若い選手を欲してはいない。間違いなくレンタルに出されるだろう」と、実際にレアルのトップでチャンスを得るには時間がかかると話した。また「アヤックスであれば、次のステップに進める」とも明かしている。
まだ1年以上あるためどうなるかわからない。だが、若手育成に定評のあるアヤックスに移籍となれば、引き続きビッククラブは注視し続けることは、間違いないだろう。
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