元イングランド代表のジェイミー・キャラガー氏とガリー・ネビル氏が、ヨーロッパリーグ(EL)出場によるリーグ戦への影響を指摘している。27日、イギリス『スカイ』の番組で放送された。
番組内では2012−13シーズンと13−14シーズンの成績を比較。EL参加クラブのリーグ戦の順位推移を検証。
イングランド、ドイツ、スペイン、フランス、イタリアの5カ国、全12クラブのうち、前年から順位を上げたのはスペインのセビージャのみ。ほか9クラブは順位を下げるという結果になった。
12−13シーズンには5位だったドイツのフライブルクが翌シーズン14位に、7位だったベティスが20位で降格したのがいい例だろう。
2人はELが木曜日開催ということなどを問題として挙げており、大会方式の変更を提案している。
ちなみに今季、イングランドからはトッテナムとエバートンの2クラブがELに参戦している。
しかし、グループステージ3節を終えて1勝2分けのトッテナムは、EL直後のリーグ戦1勝2敗。昨季6位で終えたリーグ戦では現在11位。
エバートンもELでは1勝2分けだが、直後のリーグ戦で3敗。今季、リーグ戦の黒星はすべてEL直後に喫している。
【了】