スペインサッカー競技委員会はレアル・マドリー・カスティージャ(ユースチーム)のジネディーヌ・ジダン監督とサンチャゴ・サンチェス助監督氏に3ヶ月の謹慎処分を正式に下した。スペイン紙『マルカ』が伝えている。
昨季スペイン3部リーグ(セグンダB)に降格したカスティージャの監督に就任したジダン氏は、未だにプロチームを指揮できる監督ライセンスを取得しておらず、正式には助監督登録だった。しかし、事実上の監督として振舞っており、S・サンチェス氏が影武者の役を担っていた。
この件の予審を担当したアルベルト・ペレス・カルデロン判事は協議委員会に対して両者を3ヶ月間の謹慎処分に科すことを起訴していた。
これに対して協議委員会のフランシスコ・ルビオ会長は、起訴の内容とマドリー側の申し立て、そしてフランスサッカー連盟の書類を検証して、カルデロン判事が提案した処分をそのまま通達した。
レアル・マドリーは公式サイトを通じて判決に対しての不満を表し、フランスサッカー連盟が10月13日に送った認定証によって、スペインの3部リーグ(セグンダB)のチームを率いるのは可能だと主張し、可能な限り上訴すると断言している。
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