試合前、自信を語るファブレ監督
黄金カードが蘇った。10月26日の夜にボルシア・パークに詰め掛けた者は誰もが、両チームが永遠のライバル同士だった70年代の記憶の一端に触れたことだろう。
2014年10月26日、ボルシア・メンヘングラッドバッハが、バイエルン・ミュンヘンを迎え撃った。ブンデスリーガ第9節、2位と1位の直接対決だった。
8月のドルトムントとのスーパー・カップで敗戦を喫し、第2節ではシャルケにも引き分けるなど、序盤に不安定な姿を見せていたものの、第9節のボルシアMG戦を前にペップ・グアルディオラ率いるバイエルンは再び昨季同様の強さを発揮し始めていた。
ハノーファーを4-0、ブレーメンを6-0と一蹴した後でペップ・バイエルンは、チャンピオンズリーグでローマを7-1と粉砕する。
ボルシアMGを率いるルシアン・ファブレは、26日付の大衆紙ビルト日曜版で次のように語った。
ファブレ「グアルディオラと戦うことは極めて困難である。しかしそれはまた我々と戦うことも同じだ」
ペップを前にして、指揮官は一歩も引く気はない。バイエルン戦を前にボルシアMGは、ヨーロッパリーグでリマソルを5-0と粉砕していた。
ファブレ「チャンピオンズリーグが、ヨーロッパリーグとは1段違うレベルであることは誰もが知っている。バイエルンがローマで示したサッカーは、ファンタスティックだった。もちろん我々は彼らに対するリスペクトを持っている。しかし、我々に不安は全くない」