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香川真司 10年前

まるで『ジキルとハイド』。CLで好調もブンデスで絶不調のドルトムント。欧州王者を狙いつつ残留争いの可能性も

text by 本田千尋 photo by Getty Images

香川には低評価。決勝弾の清武には高評価

 クロップは次のようにコメントを残した。

「今日敵はわずかなチャンスを大きくモノにした。我々は多くのチャンスをモノに出来なかった。実際のところ、決定的な瞬間でそうであるよう、我々は皆全て気を引き締めなければならない」

 ビルト紙日曜版によるハノーファー戦のドルトムントの先発メンバーへの採点は次のとおり。

【GK】バイデンフェラー「3」、【DF】ピシュチェク「4」、スボティッチ「5」、フンメルス「5」、ドゥルム「5」、【MF】ギュンドアン「5」、ベンダー「4」、オバメヤン「5」、ムヒタリヤン「3」、ロイス「4」、【FW】ラモス「5」。

 また66分よりピッチに入った香川には「4」とやや低評価である。

 なお決勝点となる直接FKを決めた清武には「2」と高評価となった。

 26日付のルール地方の地元紙デュッセルドルフ・エクスプレスは、「BVBは空き瓶を持っている!」という見出しでドルトムント対ハノーファーの一戦を報じた。

 デュッセルドルフ・エクスプレス紙:「迷い―降格ゾーンの中のクロップのチーム」

 同紙は「ルーカス・ピシュチェクは激昂して水の入ったボトルを芝生へと投げつける」として記事を始めている。

 写真の中では、ボトルが顔を赤くするピシュチェクに投げつけられて水が溢れ出して、空になろうとしている。

【了】

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