ナビスコ、天皇杯と合わせて“トレブル”の可能性を残す
唯一、彼らの前進を妨げる障害となりそうなのは、彼らがさらに2つのコンペティションでタイトルを争っていることだ。しかし、長谷川監督は混雑したスケジュールであっても弁解に使うことを躊躇している。
「ヤマザキナビスコカップは決勝戦だけなので、そんなに大きな影響はないと思っています」と彼は語った。
「天皇杯の準決勝は中2日、中3日、1週間の間に入ってくるので、そういう意味では多少は影響があるかもしれませんが、10月もここまで6試合戦ってきていますし、9月も7試合戦って、連戦でチームもタフになっています。
11月はそういう意味ではさほど試合数は多くないので、なんとか全員の力を合わせて乗り切っていきたいと思っています」
遠藤にとって前例のない“トレブル”に向けた強烈なスケジュールは、むしろ彼を前向きにさせるものだった。
「モチベーションなるので、疲れとかはあまり感じないと思います」と、1度のJリーグ、ナビスコカップ、ACLと2度の天皇杯タイトルを持つベテランは語った。
「次が終われば1週間に1回の試合のペースなるので逆に楽しみな部分が多いですよね」
G大阪にとって将来は明るいものとなるかもしれない。そして今夜、レッズが“憎きライバル”鹿島との対戦で間違いを犯したならば、彼らは時間を戻して大きな希望を得ることになるだろう。
【了】
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