睾丸癌との戦いを乗り越えたサッスオーロのDFフランチェスコ・アチェルビが完全復活を遂げた。現地時間25日に行なわれたセリエA第8節のパルマ戦で見事ゴールを決めたのだ。
2013年7月に睾丸癌の手術を受けたアチェルビは、その後9ヶ月間に渡る闘病生活を経て今季、9月21日のサンプドリア戦でセリエAに復帰した。
このゴールでアチェルビはキャリア4点目を記録。パヴィアでキャリアをスタートした同選手は、レッジーナ、ジェノア、キエーヴォを経て、2012年にアレッサンドロ・ネスタの後継者としてミランに加入した。
ミランでは思ったような活躍ができず、わずか半年で放出。その後も数クラブを転々とし、ようやくサッスオーロに辿り着いた矢先の病だった。
今季はセリエA8試合中4試合にスタメン出場し、徐々にペースを掴みつつある。今回のゴールを機にさらなる活躍に期待したい。
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