アメリカとコスタリカは来年のW杯出場が決定【写真：Getty Images】
来年カナダで開催されるFIFA女子W杯の予選を兼ねたCONCACAF女子選手権（北中米カリブ海女子選手権）準々決勝の2試合、アメリカ対メキシコとコスタリカ対トリニダード・トバゴが24日行われた。
メキシコと対戦したアメリカは6分、トビン・ヒースのクロスにエリア内でフリーとなったカーライ・ロイドが頭で合わせて先制すると、30分には再びロイドがPKで加点。さらに56分にはシドニー・ルルーのスルーパスに抜け出したクリステン・プレスがGKをかわして3点目を流し込み勝負を決めた。
コスタリカ対トリニダード・トバゴは1－1のままPK戦までもつれたが、最後はコスタリカの守護神ディニア・ディアスが輝きを放ち、3－0でコスタリカが勝利を収めた。
準決勝を勝ち抜いたアメリカとコスタリカは来年のW杯出場が決定。本来北中米カリブ海地域の出場枠は4.5だが、ホスト国であるカナダの出場がすでに決まっているため、最後の1枠はメキシコとトリニダード・トバゴの3位決定戦で争われ、負けた方は南米3位の国とのプレーオフに回る。3位決定戦は27日に行われる予定だ。
これまでにW杯出場を決めた国は以下の通り ※カッコ内はW杯出場歴
【北中米カリブ海（4.5枠）】
カナダ（開催国）（6大会連続6回目）
アメリカ（7大会連続7回目）
コスタリカ（初出場）
【アジア（5枠）】
日本（7大会連続7回目）
オーストラリア（6大会連続6回目）
中国（2大会ぶり6回目）
韓国（3大会ぶり2回目）
タイ（初出場）
【アフリカ（3枠）】
ナイジェリア（7大会連続7回目）
カメルーン（初出場）
【南米（2.5枠）】
ブラジル（7大会連続7回目）
コロンビア（2大会連続2回目）
【オセアニア（1枠）】
なし
【ヨーロッパ（8枠）】
ドイツ（7大会連続7回目）
スペイン（初出場）
スイス（初出場）
スウェーデン（7大会連続7回目）
ノルウェー（7大会連続7回目）
イングランド（3大会連続4回目）
フランス（2大会連続3回目）
【了】
