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香川真司 10年前

CL快勝も「警報解除の根拠は全くない」。復調へ“鍵となる試合”ハノーファー戦、香川の先発は?

ブンデスリーガ第9節、ドルトムントはホームでハノーファーと対戦する。国内リーグでは苦戦が続いているが、22日のCLではアウェイでガラタサライに勝利。復調へのきっかけと出来るかはこの試合にかかっている。

text by 本田千尋 photo by Getty Images

ギュンドアン、ロイスが復帰もベンダーが負傷

CL快勝も「警報解除の根拠は全くない」。復調へ“鍵となる試合”ハノーファー戦、香川の先発は?
ガラタサライ戦で左腕を痛めて途中交代したベンダー【写真:Getty Images】

「BVBはブンデスリーガにおいてまた再び確実に立ち、流れの転換を待ち望む」としたのは、2014年10月24日付のドルトムントの地元紙ルール・ナッハリヒテンである。

 同紙はブンデスリーガで続くドルトムントの大量失点を「病弱なディフェンス」と表して「大きなテーマ」としたが、22日に行なわれたCLガラタサライとの一戦を無失点で終えたことで、「そのテーマに対してクロップは注目に値する修正で応じる」として指揮官のCBが本職のソクラティスの左SBでの起用を高く評価した。

 一方でルール・ナッハリヒテン紙の記者ディルク・クランペ氏は「警報解除の根拠は全くない」と記している。クランペ氏によれば、ガラタサライは「本当の基準として引き合いに出すことは全く出来ない」というのが主な理由だ。

 そして同紙は25日のブンデスリーガ第9節ハノーファー戦を「鍵となる試合」とする。クロップは「プレッシャーはさらに大きい」と語る。

 ルール・ナッハリヒテン紙とすれば、本当の意味で「流れの転換」をもたらせるかはハノーファー戦にかかっている、といったところだ。

 24日付の大衆紙ビルトは、「クロップの3人の喜びの実行者」と「1人の苛立ちの実行者」としてドルトムントを取り上げた。

「クロップの3人の喜びの実行者」とビルト紙が記したのは、オバメヤン、ギュンドアン、ロイスの3人である。

 オバメヤンとロイスがガラタサライ戦でゴールを決めていることを取り上げ、「イルカイ・ギュンドアンは自身の14ヶ月の離脱を忘れさせる。ラモスの4点目へと素晴らしいアシストをする」とした。「1人の苛立ちの実行者」とされたのは、ガラタサライ戦で左腕を痛めて途中交代したベンダーである。

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