各紙、香川には“やや高評価”。1アシストにも満足せず
今季のブンデスリーガで未だ無失点で終えた試合のないチームの状況を改善するために、フンメルスとソクラティスの両CBに本職はCBのソクラティスが「ドルトムントで初めて」左SBに配置されたことにキッカー紙は言及し、「不慣れなポジションで極めて確実にプレーした」とソクラティスを高く評価している。
チームはクロップが望むように、対ガラタサライ戦を無失点で終えることに成功している。
23日付のルール地方の地元紙レヴィアシュポルトは、ロイスの22メートルのゴールを「素晴らしいシュート」と評価して、こちらも4-0という結果でドルトムントのベスト16は「ほぼ確実」としている。
レヴィアシュポルト紙もソクラティスの左SBでの起用に触れて、「代表監督のヨアヒム・レーブがW杯で行なったようである」と記した。レーブはブラジル杯で本職はCBのシャルケ所属ヘーヴェデスを左SBで起用した。同紙は「クロップによる世界王者の経験は機能する」としている。
レヴィアシュポルト紙によるガラタサライ戦のドルトムントの先発メンバーの採点は次のとおり。
【GK】バイデンフェラー「3」、【DF】ピシュチェク「3」、スボティッチ「2-」、フンメルス「3+」、ソクラティス「3+」、【MF】ケール「3」、ベンダー「3」、ムヒタリヤン「1-」、香川真司「3-」、ロイス「2+」、【FW】オバメヤン「2+」。
こちらも香川には「3-」とやや高評価である。
また香川の個人評は「日本人は強力なオフェンスにおいてまだ控えめな選手だった。堅実な一部となったが、大きなハイライトはなかった。3-0へのチャンスを与える」となっている。
レヴィアシュポルト紙は香川のパフォーマンスにまだまだ満足していないようである。
【了】
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