前会長であるマッシモ・モラッティ氏が名誉会長を辞任したインテル。一つの時代が終わりを告げた。しかし、元キャプテンであるハビエル・サネッティ氏はクラブに留まるようだ。イタリア紙『トゥット・スポルト』が報じている。
同氏は現在インテルの副会長職についているが、このまま留任すると見られている。今後も会長であるエリック・トヒル氏のサポートを見込みだ。
サネッティ氏は93年にインテルに加入し、813試合に出場。98年にキャプテンマークを巻いて以来、約15年に渡りチームを牽引してきた。日本でも長友佑都とのお辞儀パフォーマンスが話題となった。
また、同じくクラブのレジェンドであるルイス・フィーゴ氏もチーム・コーディネーターを留任する。昨季までチームマネージャーを務めていたイヴァン・コルドバ氏とは、9月に契約を解除していた。
モラッティ氏が完全にクラブを去り、改めてトヒル新体制がスタートする。インテルは現在セリエAで9位と低迷中。今後のクラブ内人事にも注目が集まっている。
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