かつてマンチェスター・ユナイテッドの守護神として活躍したエドウィン・ファン・デル・サール氏が、チェルシーのベルギー代表GKティボー・クルトワについてコメントした。24日付イギリスの『ミラー』が報じている。
「彼の冷静さは素晴らしい」とファン・デル・サール氏が言うように、22歳とは思えぬ落ち着き払ったプレーを披露しているクルトワ。同氏は、すでにトップレベルのGKであることは認めながらも「まだ改善すべき部分がある」と指摘。その一つに、チームメートへの「コーチング」を挙げている。
「ただ大声を出すだけではダメだ。コーチングというのはそれとは全く別物。ただ叫んでいるだけでは見せかけで、コーチングというのは自分のチームを助けること」と、GKによるコーチングの大切さを説いた。
日曜日(26日)には、ファン・デル・サール氏がかつて所属したユナイテッドとクルトワのチェルシーが対戦する。
ロビン・ファンペルシ、ラダメル・ファルカオら擁するユナイテッド攻撃陣がクルトワの守るゴールに襲いかかるが、的確なコーチングで失点を防ぐことができるだろうか。
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