ブラジルサッカー連盟(CBF)は24日、来月中旬に中国の武漢で開催される国際大会に参加するブラジルU-21代表メンバーを発表した。
ブラジルは国内リーグ開催中で、コパ・リベルタドーレス参戦中のチームもあるため、今回のメンバーに国内組はGKのジャクソンのみとなったが、ヨーロッパ組に混じって柏レイソルのエドゥアルドが初招集を受けている。
1993年生まれのエドゥアルドことカルロス・エドゥアルド・ベンディニ・ジュスティは2013年7月に当時J2のガイナーレ鳥取に加入して来日。その後、今シーズン前半は栃木SC、後半は柏レイソルでプレーしている。なお、ブラジルU-21代表での登録名は鳥取や栃木でプレーしていた時に使っていたドゥドゥになるとのことだ。
日本では驚異的なスピードでステップアップを続けるエドゥアルドは、過去に世代別代表招集経験がなく、日本語以外のWikipediaも存在しないなどブラジルでは全く無名の存在。今回ヨーロッパのトップクラブに所属する選手たちとともにプレーすることで一気に国際的な知名度を獲得するかもしれない。
ブラジルU-21代表は11月の大会前にマンチェスターでトレーニングキャンプを行う予定だったとのことだが、こちらはキャンセルとなり、11月9日に直接中国へ飛ぶことになっている。
ブラジルU-21代表のメンバーは以下の通り。※カッコ内は(所属クラブ/リーグ)
【GK】
エデルソン(リオ・アベ/ポルトガル)
ジャクソン(インテルナシオナル/ブラジル)
【DF】
ワラス(ASモナコ/フランス)
ドーリア(マルセイユ/フランス)
ロドリゴ・エリー(アッヴェリーノ/イタリア2部)
ドゥドゥ(柏レイソル/日本)
ファビーニョ(ASモナコ/フランス)
マイコン(リボルノ/イタリア2部)
ウェンデル(レバークーゼン/ドイツ)
ヴィニシウス(ペルージャ/イタリア2部)
【MF】
ダニーロ(ブラガ/ポルトガル)
アレフ(マルセイユ/フランス)
フィリペ・アウグスト(バレンシア/スペイン)
ルーカス・エバンゲリスタ(ウディネーゼ/イタリア)
ラフィーニャ(バルセロナ/スペイン)
タリスカ(ベンフィカ/ポルトガル)
【FW】
ケウビン(ポルト/ポルトガル)
フェリペ・アンデルソン(ラツィオ/イタリア)
ウェリントン・シウバ(アルメリア/スペイン)
ライデル・マトス(コルドバ/スペイン)
フェリペ・ゲドス(クラブ・ブリュージュ/ベルギー)
ヴィニシウス・アラウージョ(スタンダール・リエージュ/ベルギー)
【了】