チャンピオンズリーグ(CL)のアウェイ、ガラタサライ戦に勝利したボルシア・ドルトムントだが、交代したメンバー全員が負傷によるものだった。特にMFスベン・ベンダーは骨折の疑いがあり、心配されていた。しかし、診断の結果、骨折は見られなかったと23日に公式サイトが発表している。
ベンダーは、試合後にレントゲンを撮っており、ユルゲン・クロップ監督が「骨折は見られなかった」と、明かしている。さらに同監督は「試合直後は腕が動かせなかった。おそらく急所にでも当たってしまったのだろう」とコメント。少しは改善されようだが、ベンダーはイスタンブールから戻り、すぐに空港から病院に直行し再検査を受けたという。
チームドクターのマーカス・ブラウン氏の再検査の結果、左ひじの神経の圧迫と打撲と判明。土曜日に行われるホームのハノーファー戦の出場も不可能ではないと見ているようだ。
しかし、同様に交代したDFマッツ・フンメルス、MF香川真司については予防措置だったようだが、出場については明言していない。MFイルカイ・ギュンドアンも疲労のため室内で別メニュー。DFエリック・ドゥルムは、筋肉に問題を抱えており、土曜日は間に合わない見込み。
CLでは快勝が続いているが、リーグ戦は危機的状況。さらには再び怪我人と厳しい状況が続く。それでもクロップ監督は、「明日の試合前最後の練習で全員揃うことを望むよ」と、残された時間に希望を持っている。
【了】
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