ミランの若手DFマッティア・デ・シリオが将来ミランのキャプテンになりたいと発言し、話題を呼んでいる。同選手は23日のイタリア紙『コリエレ・デッラ・セーラ』に対し、「ミランを出ることを考えたことはない」とコメントした。
若干22歳ながら、既にミランで65試合に出場しているデ・シリオ。6月に開催されたワールドカップでもイタリア代表として出場し、すっかりトップ選手の仲間入りを果たしている。
同選手には、同じくイタリア人であるカルロ・アンチェロッティが監督を務めるレアル・マドリーが注視していると見られている。しかし、デ・シリオは「マドリーに興味を持たれるのは誇りだが、今はミランに集中している」と語った。
また、ミランでの将来について聞かれると、「今はチームメイトから色々なことを学んでいる。いつの日かキャプテンになりたいね」と、キャプテンへの憧れを語った。
移籍の噂を否定するコメントを発したデ・シリオ。ファンは一安心といきたいところだが、ミランには嫌な前例が存在する。2009年にはカカが、2012年にはチアゴ・シウバが、それぞれキャプテンへの憧れを語った直後にミランから移籍した。
今回もミランの”ジンクス”が発動するのか、注目である。
【了】
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