元バルセロナ監督のヨハン・クルイフ氏はクラブの元会長ホセ・ルイス・ヌニェス被告が懲役2年2ヶ月の実刑を下されたことについて言及した。スペイン紙『アス』が伝えている。
クライフ氏は、90年代に“ドリームチーム”を築き上げてクラブ初のCL優勝に導いたものの、当時会長を務めていたヌニェス被告によって1996年解任されている。
自身をクビにした当の本人について聞かれた同氏は「私には関係のない話」と言いつつも、「バルサには関係ある。それが問題だ。しかもクラブの博物館は彼の名前が付いている」とクラブの名声に影響を及ぼす可能性を指摘した。
さらに、「誰かが悪いニュースがあったとしても私は絶対に喜ばない。私はポジティブだけど、バイエルンみたいなことをやったなら代償は払わねばならない」と脱税によって懲役3年6ヶ月に科されたウリ・ホーネスと比較した。
ヌニェス被告の他にも、ロセイ氏とラポルタ氏という元会長のいざこざ、ネイマールの移籍やメッシの脱税疑惑など多大な法的問題を抱えていることについて「何件ある? 7件か8件か。最悪の状況だよ。バルサのイメージダウンに繋がる」と嘆いた。
【了】
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