危機感を滾らせるグロスクロイツ。集中力の欠如は許されず
「ドルトムントと27年来で最悪のシーズンスタート!」と記したのは、2014年10月21日付の独大衆紙ビルトである。
22日に行なわれる欧州チャンピオンズリーグ、グループD第3戦ガラタサライ対ドルトムントの一戦を前にして、ドルトムントのスポーツ・ディレクターであるミヒャエル・ツォルク氏はビルト紙に次のようなコメントを残した。
「今我々はガラタサライで勝ち点を穫らなければならない。そしてその追い風を持って、ハノーファーとのかつてないほど重要なホームゲームで勝利を収めるよう心掛けなければならない」
ツォルク氏はさらに続ける。
「本格的に、ディフェンスにおいて我々は直ちに個人の集中の欠如を止めなければならないね」
ドルトムントのSDは、ディフェンスの安定とともにガラタサライ戦を勝利することで、25日のホームで行なわれるブンデスリーガ第9節ハノーファー戦に繋げたいと考えているようだ。
20日付のキッカー紙ではグロスクロイツが次のように語った。
「我々がガラタサライで勝利を収めれば、それはまさしく良いように思える。今我々が集中を切らすことは許されない。全てのゲームを落としてしまったら、我々は消える」
グロスクロイツは危機感を滾らせた。
キッカー紙によるガラタサライ戦の先発メンバー予想は次のとおり。布陣は4-2-3-1である。
【GK】バイデンフェラー、【DF】ピシュチェク、ソクラティス、フンメルス、ドゥルム、【MF】ベンダー、ケール、グロスクロイツ、香川真司、ロイス、【FW】ラモス。香川はトップ下での先発が予想されている。